リモートワークのpros and cons

 新型コロナウィルスCOVID-19の感染拡大防止に伴うリモートワークの推奨で、多くの人々がリモートワークを行なっています。今日は、リモートワークについて記載されているThe New York Timesの記事を読んで、オンラインでディスカッションをする、という試みに参加しました。

 リモートワークの良い点は、開始時間や終了時間がとてもフレキシブルであること、自宅で一人で作業するので、集中できること、そして、通勤によるストレスがないことなどがあるかと思います。

 記事によれば、スタンフォード大学のNicholas Bloom教授(2014)が調査したところ、中国のある旅行代理店では、オフィスワークより、リモートワークのほうが、13%生産性が高いという結果が得られたと記されていました。

 一方で、デメリットをあげるとすると、私の経験では、スウェット姿で、お化粧もせずに髪を振り乱して仕事をしてしまうことであったりもします。外と接触して、緊張感を持つことも、大切だと思っています。また、たった一人で、孤独感を感じてしまうことや、オンライン同士の会議はうまくいっても、会議室で顔を合わせている人とオンラインの人とを両立させたミーティングというのは難しいように感じます。 記事には、リモートワークのほうが、ワーカホリックになる傾向があるとも記されていました。

 多くの気づきが得られましたが、最も興味深かったのは、同じく、Bloom教授(2014)の研究で、CreativityやInnovative thinkingという観点では、オフィスで仕事をするほうに分があるようです。顔を合わせていた方が、迅速に問題解決できたり、チームの結束という点でもメリットがあるようです。

 スティーブ・ジョブズ氏は、リモートワーク反対派といして知られているようなのですが、最高の仕事は、家のメール受信箱の前で座っているのではなく、偶然他の人とぶつかり合うことからやって来ると信じていたといいます。

 オフィスとリモートワークのバランスが大事であるという記載にもとても共感しました。理想的なリモートワークの量は、週に1日もしくは1日半であるそうです。私は、これまで、月に1度取るかどうかというペースであったので、この、理想的な量を実践してみるのもいいかもしれないと思いました。

 WordPressの共同創業者でAutomatticのCEOであるMatt Mullenweg氏は、自身のブログで、COVID-19の感染拡大防止に伴ってリモートワークが取り入れられていく状況について、どう働くかを見直すチャンスであると述べています。

 Matt Mullenweg氏によるリモートワークのヒントが面白かったので、以下に紹介しておきます:

  1. 誰もが異なる時間帯から働いているのを想定する。特定のミーティングに出られなかったり、特定の場所にいなくてもアクセスできるような”書かれた”コミュニケーション手段を使うとか。
  2. リアルタイムのミーティングを開催している場合は、オーディオ(およびビデオ)の品質を向上させる。Zoomは、クリアな音声通話やビデオ会議が可能。
  3. コミュニケーションの中心的なハブとして、電子メールの代わりにP2とよばれる独自のWordPressブログを使用して、会社全体の人々が全てのチームの長いメモ、ドキュメント、優先事項にアクセスできるようにする。Basecampという別のツールもある。これらを、”新しいオフィス”として活用する。
  4. Slackをリアルタイムチャットなどに活用する。Matrixなども。でも、昼夜を問わず人々を強制的に結び付けないエチケットを大切に。